【学生インタビュー】瀬尾佑貴さんvol.2

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ2021年8月12日

日本語教員になりたいと思い、卒業しても大学に通い講義を受けている瀬尾さん。Instagram・YouTubeの媒体と講義で外国の方に日本語を教えています。現在7千人のインスタフォロワーをもつ瀬尾さんに日本語教師についてインタビューさせていただきました。
瀬尾祐貴さん 国際教育学部卒業 / 英語学習サークルWASABI所属 / フランスに長期派遣留学を経験
名越
名越
今日はインタビューよろしくお願いします。
こちらこそお願いします。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
早速ですが、日本語教師を目指そうと思ったきっかけは何ですか?
高校生の時に見た、日本好きな外国の方を日本に招待するテレビ番組がきっかけです。外国の方が日本に来た瞬間泣いていたのが印象に残り、大学選ぶ際に日本語教員が取得できるところにしようと思いました。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
それがきっかけだったんですね。瀬尾さんは留学もされていたんですよね?
はい。フランスに長期派遣留学していました。フランスではアジア系の文化に興味を持つ人と交流することが多く、日本語を教える機会もありました。でも全然教えることができませんでした。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
そうだったんですね。
そこから資格を取得しようと思い、同時に Instagramで日本語を教える投稿始めました。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
じゃあ実際に動き出したのは大学に入ってからですか?
はい、ちゃんと資格を取ろうと思ったのは4回生の時でした。始めた時期が遅かったこともあり卒業までに取得することができなかったので、卒業した今も桃山学院大学で講義を受けています。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
なるほど、日本語教員になるうえで必要な資格はありますか?
中学校や高校などは教員になるには教員免許が必要ですが、日本語教師の場合は、公的資格は今のところなく3つの基準のうち1つを満たせばできます。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
3つの基準ですか?
大学で日本語教育の講義を受けるか、学部に有し420時間の講義を受けるか、日本語教育能力認定試験に合格するかの3つです。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
なるほど。瀬尾さんが外国の方に日本語を教えるにあって難しかったことはありますか?
個人的にはニュアンスの説明を細かく求められる文法が難しかったです。あとは“あります”と“います”の違いなど意外と単純なものも難しかったです。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
日本語でも説明が難しいのに、英語で説明するとなるとなお難しそうですね。 教えていくうえで一番意識していることや工夫していることなどはありましたか?
文法の説明など退屈に感じてしまう場合があるため、実践を取り入れたり、なかなか普通の日本語教師が教えない日本語のスラングや隠語などを教えていました。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
様々な工夫されていたんですね、教えていくうえでどんな時、やりがいを感じますか?
教えていた生徒が日本語だけでコミュニケーションができたときは、嬉しかったですね。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
確かに達成感ありそうですね。桃山学院大学は日本語教師を学ぶ環境はどうですか?
実習も外部に行くことなく桃山学院大学ででき、名のある先生に教えてもらえるので環境はいいとは思います。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
日本語教師の資格を取って将来やりたいことはありますか?
日本語をまずは自分で教えてみたいというのはあります。あとは英語などでよく聞くネイティブキャンプのようなプラットフォームや、日本語教師と一緒に住めるシェアハウスや言語交換カフェなどを作りたいなと考えています。
瀬尾さん
瀬尾さん
名越
名越
最後に日本語教師を目指している桃山学院大学の学生に一言お願いできますか?
悩んでいるのであれば講義を早めにとって欲しい!フランス語など教えたい外国の方の言語など、多言語が話せると強いと思います。頑張ってください。
瀬尾さん
瀬尾さん

YouTube Instagram
今回は2回目のインタビューでしたが、国際色が豊かな桃山学院大学を想像していただけたでしょうか? 桃山学院大学には毎年世界各国から留学生が日本の学び舎として来日してきます。コロナ前の国際センターはお昼の時間になると様々な言語が飛び交う空間に変貌します。国際教育に力を入れている桃山だからこそ学べるものがあります。しかしそんな教育も自分たちで学びたいと思い行動しなければ誰も教えてくれません。大学生とはそういう立場なのです。少しでも迷いや悩みがある学生は国際センターや瀬尾さんのような先輩を頼ってみるのもいいかもしれませんね。何事においても最初の一歩を踏み出さなければ始まらないことを学ばせていただいた取材でした。(川崎) <取材=名越大輔・竹内遥香 編集=竹内遥香・川崎啓太>
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