【学生インタビュー】片山友樹さん

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ2021年8月20日

今回は大学生でS&Cコーチの活動されている方にインタビューをしてきました。聞き馴染みのないS&Cコーチについてなどや、コーチングの難しさについてお答えしていただきました。素晴らしい経歴を持っている方なので、コーチングを受けたいと考えている学生がいましたら、まずはインタビューを見てイメージを持ってみてはいかがでしょうか?それではインタビューをどうぞ!
片山友樹(かたやま ともき) 社会学部社会学科4年 S&Cコーチ ウェイトリフティング全国3位
川崎
川崎
S&Cコーチはいつ頃始められたのですか?
活動自体は2019年の4月ごろから始めました
片山さん
片山さん
川崎
川崎
始められたきっかけは何ですか?
高校生の時からこの活動をやりたいって思っていました。その思いを持って大学進学後にアスリートと関わりたい気持ちのまま活動を始めました。
片山さん
片山さん
川崎
川崎
S&Cに関係する知識は独学で学ばれたんですか?
独学ですね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
独学ですか、難しくはなかったんですか?
難しいですけど、独学でやられる方が多いですね。基本的にこの世界では独学に自分の経験を織り交ぜて指導される方が大半です。
片山さん
片山さん
川崎
川崎
自分なりのやり方も追求できるわけですね コーチングはマンツーマンで指導されるんですか?
マンツーマンのときもありますし、集団でコーチングするときもあります。メインは集団でコーチングしていますね。
片山さん
片山さん
川崎
川崎
最初にお聞きした時は「マネージャー」のイメージをしたのですが、それとはまた別ですよね?
トレーナーやコーチははっきりと役割が分かれているんですけど、日本では同じ括りにされて業務内容の範囲もとても広いものが求められているというのが現状ですね。それのイメージとして「マネージャー」を思われたのだと思います。海外ではほとんどの役割が役職によって区別されていて、その影響で日本にも多くのトレーナーの名前が入ってきているのだと思います。現状はごちゃ混ぜですけど(笑)
片山さん
片山さん
川崎
川崎
コーチとトレーナーで役割が分かれているイメージはあまりなかったですね
ウェイトトレーナーとかアスレティックトレーナーなどのはっきりとした役割を持つ分野もあるんですけど、よく混同されがちですね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
S&Cコーチは具体的にどのような分野を担当されているんですか?
S&Cコーチは「トレーニング指導」ですね。選手のコンディションを常にピークに維持するためにはどのようなメニューが適しているのかなどを調べて、プログラムを組むのがメインの仕事です。
片山さん
片山さん
川崎
川崎
名前での役割はあるのに日本ではまとめられている感じですね
そうですね、1人にかかる負担が大きいのが日本のトレーナーの特徴ですね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
S&Cコーチとしてモンゴルのサッカーのトレーナーをやられているとお聞きしたのですが、どのような経緯があったのかお伺いしてもいいですか?
高校の友達がモンゴルでプロの選手をやっていてその繋がりでトレーナーを任せられるようになりました
片山さん
片山さん
川崎
川崎
友達がモンゴルでプロサッカー選手ってことですか?
モンゴルでプロのサッカー選手です(笑)
片山さん
片山さん
川崎
川崎
すごい友達ですね(笑) コーチをやるにあたって気をつけているポイントなどはありますか?
僕が意識していることは相手に舐められないことですね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
舐められない?
自分の発言やアドバイスに説得力を感じさせることということですね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
確かに教わっている相手の方が怪しければコーチングされたくないですもんね
その通りですね。身だしなみから話し方など気をつけています
片山さん
片山さん
川崎
川崎
コーチングをする前に人として、ということですね。モンゴルのプロサッカー以外に担当している相手はいますか?
桃山学院大学の陸上部のコーチングを予定していましたが、コロナの影響を受けて未定になりました。
片山さん
片山さん
川崎
川崎
大学の部活にも依頼をされていたんですね
そうですね、陸上部のキャプテンに連絡を入れてやらせてもらうって感じですね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
自分から声をかけられるんですね
こういうのは自分から声をかけないとダメって感じがするので、そこで躊躇していては何も始まらないですね 依頼をもらえるようになるのは実績とその世界で目立っているかどうかなので、最初は自分からなんでも積極的に行くようにしています。
片山さん
片山さん
川崎
川崎
自分から行動をしていくのが重要ですね
海外だと当たり前なので、まずはスタートラインに立つのが難しそうとは言われますね
片山さん
片山さん
川崎
川崎
将来はトレーナとして活躍することが夢ですか?
そうですね、職業として確立されている方は少ないんですけどそこに向かっていけるように頑張っています
片山さん
片山さん
川崎
川崎
かっこいいですね、僕たちも応援しています。
ありがとうございます!
片山さん
片山さん
川崎
川崎
インタビューはこれで終了です、ありがとうございました!

多くの経歴を持っている片山さんにインタビューをして学んだことは何事にも最初があると言うことです。現在、様々な第一線で活躍されている方々にも最初があったと言うことです。最初から全てが上手く行くはずがなく多くのことに挑戦してきて、時には失敗を重ねて多くの経験をしてきたからこそ、今の活躍があると言うことを再認識させていただきました。片山さんは自分の夢に向かって自分の能力を信じて発信していくことで現在の活躍ができているとお話していただきました。全てにチャレンジする必要はないですが、数年後に後悔しないように学生生活を送れる学生がこのインタビューで増えればいいなと思います。 <取材・編集=川崎啓太>
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