ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ2021年4月15日
【中村仁哉】
小学生より放送に興味を持ち、高校時代では放送大会の全国一位に輝く。桃山学院大学に進学後はMBSに所属する。同大学の学園祭や地域のイベント出演を経て、大学4年次にラヂオ岸和田で30分の番組を任される。現在ではMBSのトップとして後輩の育成などに携わっている。
放送に興味があるとお伺いしたのですが、いつから興味がありましたか?
高校から放送部に入っていたんですけど、興味は小学生の時からありました。ニュース番組を見て、アナウンサーが格好いいなと思って、国語の教科書とかでアナウンサーの真似をしていましたね。私立の高校に入学したんですけど、運動系の部活と勉強の両立は難しいと感じて、文化系の部活に入ろうと思い、放送部に入りました。高校では3年連続で全校大会にも行かせてもらいましたね。大学進学した後も放送部に入ることは決めていました。
実際のM B Cの活動はどんなことですか?
皆さんが聞き覚えあるのは、お昼休みの放送ですよね。
聞いたことあります!
実際の放送は収録したものを流しています。収録は空きコマで班ごとにしてますね。班がラジオ班と司会班と機材班と制作班の4つの班があります。たまにゲストも呼んでいる回もあるんですけど、あれも事前に収録したものを放送しています。
収録されている雰囲気やスタジオはどんな感じですか?
カンタベリー館のスタジオで収録しているんですけど、部屋は皆さんが想像するラジオの収録部屋って言う感じです。機材の部屋とパーソナリティーが入る部屋の2つある造りになっています。年に1回部屋のインテリアの配置替えをやって雰囲気を変えるようにしてます笑
模様替え的なことをやっているんですね笑
1年を通して同じ場所で収録するので、見る景色に飽きるんですよね笑
M B C放送局にはどのような人が所属していますか?
放送に興味がある人は1割もいないですね。経験者も年に1人いたら良いなレベルです。僕の代で経験者が2人いましたね。今の二回生に関しては経験者がいなくて、一回生で経験者が1人入部してくれましたね。それぐらい初心者が多い部活ですね。初心者の中でも話が上手になりたいって言う子が多いですね。
初心者が多いので入りやすそうですね。
そうですね。あとは部活紹介とかのガイダンスで流れる紹介映像を作成しているのも僕たちの部活なので、動画の編集してみたい子とかも入部してみてほしいですね。
動画編集もやられているんですね、活動範囲が広いですね。
僕たちの部活では1人あたりの裁量が多いっていうのも魅力のひとつです。やることが多いので教えるのも大変ですけどね。
学祭での活動はどんなことをされていましたか?
まずはカンタベリー館前にテントを設置して公開生ラジオを実施しています。あれを毎年行なっているのと、教室をお借りして作品上映会もやっています。あとはオープニングセレモニーの司会も担当させていただいていますね。司会は基本的には後輩にやってもらって、僕はラジオ班と司会班を掛け持ちで活動してます。
司会班は他のイベントにも参加されるんですか?
全員がイベント司会させていただく機会がありますね。和泉市で開催している音楽イベントなんかはローテーションで司会をさせていただいて良い経験を得られるのではないかなと思いますね。和泉市の職員の方々といろんな関わりが持てるもの魅力じゃないかと感じますね。
地域のイベントはどれくらいの頻度で参加されているんですか?
新入生目線で話すと、入学してから1ヶ月程度でイベントの司会をして貰います。1回目のイベントから3週連続でイベントに参加しますね。最初は失敗もするんですけど、次の機会がすぐにあるので多く挑戦ができると思います。
失敗を振り返っている時間がないわけですね笑。
大学と高校での感覚は変わりましたか?
高校のときの部活は大会のために練習する感じに対して、大学の部活は一般の方に向かって喋るので最初はギャップに苦戦しましたね。
中村さんでも苦労されたんですね
高校のときに聞かせる相手は普段聞き慣れている人とかプロの方もいたので緊張感の種類も違いましたね。あとは技術面も評価されるのでね。その点、大学では一般の方に対してはどうやったら伝わるのかを常に意識してやらなければならないので、最初は戸惑いましたね。
番組を持つきっかけは何でしたか?
去年の10月にラジオ岸和田の方から、番組編成に伴って、M B Cに協力の依頼が来たんですね、それは日曜日の朝の生番組のコーナーを担当の件だったんですけど、それをずっと続けていると、急に番組をやってほしいと連絡がきたのがきっかけですね。今やっている時間の枠が空いたからお願いしたいということでの依頼でしたね。
番組の内容はどんな感じですか?
内容はですね、桃山学院大学でのキャンパスライフや大学の最新情報などの発信をメインで進行しています。そのほかには周辺の飲食店さんのこととかの宣伝ですね。この番組が大学と周辺地域とのパイプ役になれば良いなと思っています。
番組を持つ不安などはありますか?
めっちゃありますね。高校のときから考えると番組を学生のうちに持つなんて考えられなかったので、不安は大きいです。それでもワクワクはありますよ。嬉しい気持ちもありながらプレッシャーもあったって感じですかね。これを後輩にも引き継げられらなって気持ちもあります。
後輩の方もしっかりしているイメージがあります
幸運にもしっかりした後輩に恵まれましたね。後輩からも刺激をもらえるのでこれからって感じではあります。
今後はどんな番組にしたいですか?
これを通して、朝の花形時間の番組を持つなんてこともあり得ますからね笑。そうなったときに部活としての方向性も変わると思いますし、ひとつの転換期になれたら良いなと思っています。今回の番組を持つということで次のステップに行けるような活動にしてほしいなと感じますね。部活として成長できる番組になればと思っています。
インタビューは以上になります。ありがとうございます!
<取材・編集=名越大輔・川崎啓太>
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