【留学生インタビュー #1】リンレラオンさん

留学生と桃大生の橋渡し 、国際しょく豊かな桃山へ 留学生インタビュー第1回「ラオンさん」

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ2021年11月8日

今回は初めての試みとなる留学生インタビューです!留学生の方ならではの視点で教育制度や、国際交流の困難さをお答えいただきました。 特に国際交流や、異文化理解に関心がある方には学びの多い記事となっております。 コロナ禍で国際交流が難しくなった今に新たな価値観を加えることができます。 ぜひインタビューをご覧ください!
リンレラオン 経済学部3年生 短期大学卒業後桃山に3年生から編入
名越
名越
初の留学生インタビューです! じゃあ、ラオン、簡単に自己紹介お願いします!
2018年に日本に来ました。初めは、別科生として奈良の短期大学に入学して、2年間日本語を勉強しました。その後、短期大学から桃山学院大学に3回生として編入して、今経済学部生として桃山に通ってます。 スポーツはバトミントンをしていました。 趣味はカラオケです!笑
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
ヘェ?。ラオン日本語ペラペラだね。 ラオンは、どこ出身なの??
出身はミャンマー。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
ミャンマーか! 日本を選んだのって何?
日本は、安全な国って言うのと、日本のアニメに興味があったから! あと、日本は勉強とバイトが両立できる可能性が高かったって言うのも大きかった。 お金の面で親に迷惑をかけたくなかったから。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
やっぱり、日本は安全なんだね。 日本以外の国で候補はあったの?
シンガポール! お兄ちゃんがシンガポールにいるから、もし合わない場合でもすぐミャンマーに帰れるし、ミャンマーと日本で迷った。 でも、シンガポールは、勉強が忙しすぎるから親に迷惑をかけると思って、最終的には日本に決めた!
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
シンガポールは、教育水準が高いし、勉強熱心な学生が多いみたいだね。 アニメは、何が好き?
アニメはワンピース!ワンピースのゾロが好き。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
ゾロね(笑) 日本を問わず人気なんだね! ところで、留学したかった目的って何?
ミャンマーの教育が無茶苦茶で、好きじゃなかったから。 自分が14歳ぐらいから高校終わったら、留学しようと思ってた。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
え?ミャンマーの教育ってどんな感じだったの?
ミャンマーは、大学の入学試験がなくて、高校の成績で決めてしまうの。 高校の成績が悪かったら、医者になりたい人もなれない。 自分がやりたい職業を自由に選ぶことができないの。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
そうなんだ。高校の成績で行く大学とかが決まってしまうんだ。 職業が決めれないんだね。 確かに日本とは違う点かも…。
そう、自分で決めれないのが、嫌だった。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
なるほど。日本だったら、大学は努力次第で入学できるもんね。 じゃあ次の質問です! ラオンが桃山を選んだ理由は何?
えーと。短期大学の先生に紹介してもらった(笑) 桃山の第一印象は、硬い印象だった。 あと、短期大学と比べると大きいから入るのが難しそうだし、留学生があんまりいないから寂しそうな印象もあった。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
留学生同士のつながりはあるの?
それが全然ないの。前期オンラインだったから寂しかった。
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
なるほどなぁ。コロナの影響がこんなところにも。。 せっかく留学してきたのにもったいないなぁ。。
これは仕方がない事だけど、留学生と日本人でコミュニケーションを取ろうとすると、お互い緊張するの(笑)。 真ん中に壁を作ってしまうのを何回も見てきた。 私は、前の短期大学でも異文化交流会はたくさん参加してきたし、そういう異文化に興味があるから、まだ緊張とかはしない方だけど!
ラオンさん
ラオンさん
名越
名越
異文化に興味あるんだ! いいね! それは、是非桃大生と交流して欲しいな。 インタビュー受けてくれてありがとう!!

【あとがき】 今回は初の留学生インタビューをお届けしました。 留学生のリアルな心境が伝わってきたのではないでしょうか。 このインタビューでもラオンが言ってくれていたように、留学生は日本人とコミュニケーションを取りたいと思って、桃山学院大学に来てくれています僕達は、桃大生と留学生がもっと交流できたら良いなと思って、この留学生インタビューを始めました。 しかし、コロナ禍の影響により、僕が1年生の時より留学生も少なくなり、国際交流があまり行われているのが見られず、桃大の良さが1つなくなったみたいでどこか寂しい印象を受けています。僕達の時は、珈琲館の前でギターを弾いている桃大生と留学生の姿をよく見かけていました。 一方、近頃はラオンのように東南アジア(ベトナム、ミャンマー)の留学生が日本では増えています。また、日本のアニメや漫画に興味を持ってくれている人が多いです。そして、日本で就職しようと考えている留学生も一定数いるようです。 留学生と話していると、日本以外の国の価値観に触れることができ、日本での生活や考え方だけが常識じゃないんだと気づくことができる気がしました。 この記事を読んでくださった皆さんが、少しでも国際交流に興味を持っていただけることを願っています。
<取材=名越 編集=稲葉・山本 掲載=川崎>

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