ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ2022年3月18日
平野有沙(ひらの ありさ) 経済学部経済学科4年 進路:金融業界 → 大阪信用金庫
就活状況
大学2年生 | ・5日間のインターンシップを経験 |
大学3年生 | ・春には学校での説明会への参加の他、マイナビ、リクナビ、 あさがくナビ、キャリアパークに登録 マイナビで和歌山と大阪の金融機関に70社ほどエントリー 他にも、面接や履歴書、エントリーシートの書き方講座、 合同説明会(オンライン)、 グループディスカッションの練習(オンライン)、 大学のキャリアセンターでの面接などにも積極的に取り組む ・8月にはエントリーしたインターンシップに参加 ・10月からSPIの試験に向け、教材を購入 模擬試験にも取り組む ・11 ~ 12月はSPIの勉強に加え、 キャリアセンターに履歴書の添削を依頼し、 企業研究や自己分析の最終確認を行う ・2月は、8月に参加したインターンシップの早期選考の面接が始まり、 一次面接を受ける この頃から本格的な就活意識が芽生え、面接練習に励む その結果、二次面接・三次面接を通過し、内々定を獲得 ・3月には、志望企業を15社ほどに絞り、エントリーする |
大学4年生 | ・4月には、個人で面接練習を行うことが日課になる そして、対面でのグループ面接に初めて参加 ・5 ~ 6月は地元の金融機関での選考が始まる ・6月時点で5社の金融業界から内々定を得ており、 大阪信用金庫への就職が決定 |
稲葉:就職活動を意識し始めたのはいつからですか?
平野:活動を始めたのは大学2年の夏休みです。私は親が金融機関で働いてたから、金融に絞って大学2年からインターンシップに積極的に参加してました。
平野:3年生の春から本格的に意識し始めたけど、コロナという状況もあったし、就職活動と言っても、まず何をすれば効率良く活動が出来るのか、就職活動で一番大切なことは何なのかが分からなくて、不安と焦りでいっぱいでした。
稲葉:初めてのインターンシップで困った事難しかったことは何ですか?
平野:グループワーク。 先輩方とだったから最初は戸惑って、意見を出すことに抵抗がありました。でも、先輩方の中に入って、たくさん情報交換して、先輩から有力な情報を聞くことが出来ました。 だから、2年生からインターンシップに参加する事で、目指している業界で一番近い先輩から就職情報を聞くことが出来る利点があることが分かりました。私は、2年生から参加したことはとても役に立ったと今になって思ってます。
稲葉:面接で意識したことはありますか?
平野:新聞とかのニュースの内容を自分なりにまとめて考えを言えるようにしてました。面接で「最近気になっているニュース」を聞かれた時に役に立ちました。 あと、就職活動は、行動力がある人間が有利で、行動しないと何も進まないので、早め早めの行動が必要だと思います。
稲葉:このことで何かエピソードはありますか?
平野:四月に初めて対面で、面接官6人と学生4人のグループ面接があったんですが、気になるニュースを聞かれた時、私以外の三人は、コロナのことを話してました。 でも私は金融のニュースが記事に合ったことを思い出して、その企業にもまつわるニュースについて触れることが出来ました。 だから、新聞を読んでまとめて、自分の意見を言えるようにすることが大切だと感じます。
稲葉:スケジュール管理はどうやってしてましたか?
平野:学校でもらった就活用のスケジュール帳に、就活のことは全部書いてました。 それから、もし面接忘れてたりしたらあかんから、1日前とかにアラームつけれるスケジュールのアプリで明日は何あるって分かるようにしてました。
稲葉:就活に対する取り組みのスケジュールを簡単に教えて下さい。
平野:これは先生に言われて実際にしてたことなんですが、面接は、笑顔が大切なので、マスクをした状態でも笑顔が伝わるように、「アイウベー」って鏡見ながら口の体操を朝と寝る時にしてました(笑)。 それから、毎日面接で自分が言ったことに対して深掘りして聞かれそうな質問を自分で考えてWordに書いて、答えられるようにメモしてました。
稲葉:平野さんは金融業界を志望するに当たってSPIの勉強を頑張られていたとのことですが、SPI関連で何かアドバイスはありますか?
平野:SPIは勉強も少しはした方がいいですが、適性検査の方が大切だと私は思ってます。 先生から聞いたのですが、正直に答えるより、企業に合わせて答えないと受からない、という現状があるようです。 例えば金融業界であれば、グループで仕事をしますので、「グループで何かに取り組むか個人で何かに取り組むか、どっちの方が当てはまるか」みたいな質問に答える時、金融業界志望なら「グループ」と答えた方がいいみたいな感じですね!!
稲葉:面接時に聞かれたコロナ禍特有の質問はありますか?
平野:コロナ期間何をしてたか聞かれました。 私は、FPの資格の勉強とかMOSの資格とかを取ることが出来たので、コロナ期間に勉強したことを話しました。 あと、コロナ初期には留学もしてたので、面接官が質問しやすいように話し、話題を広げました。 コロナ禍に何もしないのではなく、就活以外でも何かすることが大切だと思います。
稲葉:就職活動を経験されての感想はありますか?
平野:最初は何をしたらいいかもわからない状態でしたが、友達や先輩、先生方と情報交換をすることで、就職活動は良い方向に進んでいくと思います。 あと、自己分析と企業分析はかなり大事で、就職活動は自分を知るいい機会になると感じました。
稲葉:最後に、後輩に対してのアドバイスをお願いします。
平野:面接は笑顔が大切!! 面接で緊張して、言葉が詰まってしまっても、落ち着いてゆっくり笑顔で伝えられれば大丈夫だと思います! それから、もし面接で落ちても落ち込まないで、その面接で学習したことを次の面接でより良くできるように考えてポジティブに頑張って下さい!! 応援してます!!
<取材=稲葉 編集=稲葉・田中>