今回はラグビー部のインタビューです。
現在代表をされている緒方さんからお話を伺いました。
ラグビー部に興味のある方、運動部への所属に迷っている方は、特に必見の内容です。
それではインタビューを御覧ください!
緒方祥己
国際教養学部 4年生
ラグビー部の主将を務める
それではインタビューを始めます。
早速ですが、ラグビー部の活動状況について教えていただけますか?
週に5日を目処に活動しています。
今年度はリーグ昇格という目標があって、そのためには入れ替え戦に出る必要があるので、それに向けて頑張りたいなと思っています。
「入れ替え戦」がどういうものなのか説明していただけますか?
まず、今の僕たちが3部リーグなんですけど、その3部リーグを1位で勝ったらリーグ所属出来るんですよ。で、そのためのリーグ戦で上位に食い込めば、上位リーグとの入れ替え戦が行えるんですね。そこで勝てれば上に上がれるし、負ければそのままという形。
これが入れ替え戦ですね。今、関西大学ラグビーのリーグがAリーグからDリーグまであって、それの僕達はCリーグなんで、Bリーグに上がることが目標です。入れ替え戦に出るためには9月から始まるリーグ戦で勝ち抜かないとそもそも出れないので、そこも頑張らないといけないですね。
なるほど、そもそも全員が出れるわけじゃないんですね。
リーグ戦で勝ち抜かないと入れ替え戦にも出れないと。説明ありがとうございます。
新入生の勧誘もされると思うんですが、どんな人に来て欲しいですか?
ラグビー経験の有無を問わず募集してるということは伝えたいです。
あとはもう、元気があれば嬉しいです(笑)
ついこないだも、未経験の子が入部して来てくれましたし、先輩でも未経験で入って来られた方も居ました。なので、そこは全然心配しないでほしいです。
未経験でも入部出来るのはやっぱり魅力ですよね。
そうですね、ラグビーって興味が無いとそこまで頻繁にするメジャーなスポーツでは無いと思うので(笑)
だからこそ初めての人でも積極的に来てもらって、まずは見学するぐらいの気持ちで見てもらったらなあと思います。
ありがとうございます。
緒方さんはコロナ禍前とコロナ禍後の部活動をそれぞれ経験されてると思うんですけど、2・3年は活動どんな感じでした?
僕達が2年生に上がる時ぐらいにはもうかなり流行してましたよね。その時はまだ大学側の整備も追いついて無くて、長い間練習はダメって言われることが多かったです。
あと、本来であれば8月に夏合宿があって、長野県にある菅平というラグビーで有名な大学に行ってたんですけどそれも無くなり、そもそも練習試合も組めなかったのかなと記憶しています。公式試合であれば出れたんですけど。
なるほど、公式戦だったら大学側も許可してくれるけど、練習試合とかは厳しかったんですね。
はい。あと、こっちの大学が出来たとしても、向こうの大学の準備が間に合わなくて、ということもありましたし。なかなか活動も難しかったですね。
そうですよね。去年度はどうでしたか?
去年度は初めのスタートは切れたんですけど、また一瞬でアウトってなっちゃって。
そっか、4月の最初だけ少し日常が戻ってきた感ありましたけど、またオンライン中心になったりしたんですよね。
ですね。で、合宿は行けず、練習試合も出来ずって感じです。
じゃあ、試合系は一切無しですか?
いや、リーグ戦だけは出来ました、8試合ぐらい。公式戦という扱いなので。
だから2年前よりは出来たけど、あんまり変わらずって状況でしたね。
なかなかに厳しい状況ですよね。
しかも運動部だから、ガッツリ外での活動で、接触の機会も多いですしね。
そうですね、ラグビーなんて特に接触ばっかなので(笑)
しかもマスクしてですよね?
いや、最初はそうしてたんですけど、流石にマスク付けたままはつらすぎて、今は練習とか試合前までは絶対付けるようにして、試合の時だけは外すって感じにしてます。
そりゃキツイですよねぇ、息も続かなさそうですし…。
なので感染対策は徹底しつつも、って感じでやってました。
そういう状況だと、新入生の確保って大変だったと思うんですけど、この2年間はどうされてましたか?
まず、スポーツ推薦枠があるんですよね。それで毎年2人から3人は入ってきてて、僕達の1個下の子も2人来ました。で、推薦以外の子が1個下、2個下の子がそれぞれ1人。なので、ほぼほぼ推薦枠で確保する状況になってますね。ただ、僕達の1個上の先輩も推薦枠以外は1人だったこともあったので、そういう意味ではそこまで影響は受けてないと言えるかもしれないです。
なるほど、推薦枠で安定的に来てくれるのは強みかもしれないですね。
先程、未経験の人でも来て欲しいという話でしたが、ラグビー未経験の人にどんなスポーツか説明してもらえますか?
よく言われるのは、ラグビーは真摯なスポーツということです。
というのも、ラグビーってものすごく激しくぶつかり合うみたいなイメージが多いと思うんですけど、いざ試合が終わったら敵味方関係なく称え合おうみたいな誠心なんですね。そういう意味で、スポーツマンシップに則った真摯なスポーツとよく言うんですけど。
だから、そんなに荒々しいものではないよということだけ少なくとも知って欲しいです。
桃山のラグビー部さんに入って、激しそうってイメージが軟化してくれたら嬉しいですよね(笑)
ここまでお話されて来た中で、何か付け加えたいことはありますか?
1つありまして、就職活動の中でかなり有効なアピールポイントになると思います。
おお、なるほど。その心は?
特にラグビーって、ワールドカップがあったの覚えてますか?それで話題になったりもしたので、面接とかでそのことも話すと、人事さんが結構いい反応してくれることが多いです。今まさに就活中なんですけど、ワールドカップの話になると急に雰囲気変わる人事さんとかもいらっしゃったので(笑)
スポーツ好きの方も多いですもんね(笑)
確かに面接とかで話せたら強そうです。
では、最後に一言いただけますか?
去年、一昨年と、なかなかコロナの影響で練習が出来なかったので、今年度は、まぁ、コロナが来たら仕方ないですけど、しっかり最後までやり遂げられるように頑張りたいなと思ってます。今年で引退なので、出せるとこでは全力で突っ走って行きたいですね。
頑張ってください!!ありがとうございました!
あとがき
今回はラグビー部のインタビューをお届けしました
運動部ということもありコロナ禍においては大きな制限を受けた部分もあったようですが、その中でもリーグ昇格という目標に向けて活動されている様子が伝わってきました。
このインタビューを読んで興味の湧いた方、まずはどんな部活なのか見てみたいという方は、こちらの詳細ページより見学予約をしてみてはいかがでしょうか?
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<取材:稲葉 編集:稲葉・田中>