今回は留学生インタビュー第4弾です。大学の勉強のみならず、自分の興味のある分野を学び続けるゲンさんのインタビューです。現状に満足せず挑戦し続ける姿勢を
学ぶことが出来ます。ぜひ参考にしてください!
阮毅力 経済学部 応用経済学(博士課程取得中)
中国の湖北省黄岡市から日本の桃山学院大学に留学 現在27歳 中国武漢 ワールド・ミュージック所属
博士を目指されているという事ですが、博士課程をとろうと思ったきっかけを教えてください。
私は自分の知らないことを知ることが好きです。なのでもっと自分の知らないことを学びたいと思い博士課程の習得を決めました。私の中では真理を求めることは命よりも重要だと考えます。
なるほど、たしかに自分の知らないことを知るのは楽しいですよね。
でも日本語での専門分野の講義だと難易度も高そうですね、
いやぁ、そこまで高くないです。専門用語の多くは漢字が使われています。
中国人は漢字を多く使うため漢字には馴染みがあり大体の意味が分かります。
確かに中国語は漢字ですもんね。良かったです!
ただ毎日図書館で論文漬けになっており生活の大半が勉強です。
自分の時間が作れないことはしんどいです。
たしかに自分の時間がないのは少ししんどいですね、、
日本語を第二言語として学ぼうと思った理由はありますか?
うんー、、日本に憧れがありました。幼いころから日本のアニメや映画を見ていました。私が小さいころの中国はまだ発達していなく日本がとても先進国に思えました。日本に憧れを持っていたため今ここで勉強できてうれしいです。
そういって頂けて嬉しいです。最後に博士課程を目指す人に一言お願いします。
人生は一度きり、二度と来ない。どんなものを求めても、周りの人や出来事を無視しないでください。私はあっという間に多くのことを逃した。後悔しない選択を。
桃山学院大学に来る前は何をしていましたか?
京都へITの勉強をしました。日本にきてすぐ大阪に住みましたがしばらくして京都で勉強していました。
日本語を学ぶにあたって難しかったことは何ですか?
会話です。日本人と交流する機会がなかなかなく、動画で学んでいたため会話には苦戦しました。
阮さんが演奏している楽器について教えてください。
尺八のような(中国ではショウ)武漢に伝わるバウです。
歴史のある楽器なので忘れられることなく多くの人に認知してもらいたいです。
今回は、博士課程を目指すゲンさんにお話を聞きました。ゲンさんの勉強とサークル活動を楽しみながら両立されているお話より、大学生活は自分の将来を考える期間であると改めて認識するができました。この記事を読んで、少しでも時間の使い方について考えるきっかけにしていただきたいです。
<取材=竹内、田中、谷中 編集=竹内、谷中、山本>