【サークルインタビュー#5】アーモンド 後編

サークルインタビュー第5回「福祉サークル アーモンド」後編

社会学部社会福祉学科3年次
垣内 由衣・阪口 萌香・坂本 匠海・笹原 望・治村 美羽・高木 康太・田中 伶奈・中井 涼平・花田 真碧・原 涼佳・久松 紀代夏

社会学部社会福祉学科2年次
白井 海寸馬・西川 七望

稲葉
稲葉

次の質問です。今までにしてきた活動の中で一番印象に残ったこと、楽しかったこと、アーモンドに入ってて良かったなと思ったことについて教えて欲しいです。

私が入った頃は、もうメンタルヘルスランチの話が出てきてました。
グループに別れてるという話がさっきありましたけど、それぞれのグループで食事の研究をするという取り組みがものすごく面白かったです。

花田さん
花田さん

印象に残ってることは、施設見学で保健所に行ったことです。
職員さんからお話を聞いたり資料をたくさん見たりしたんですけど、そういう経験自体が初めてだったので特に印象に残りました。保健所の方からのお話をグループで共有したりもして、より理解を深められたと思いました。

坂本さん
坂本さん
稲葉
稲葉

それはアーモンドのみんなで行ったんですか?

いえ、2人で行きました。施設見学の最初の方は辻井先生からの紹介を受けて行くという感じでした。

坂本さん
坂本さん
稲葉
稲葉

なるほど、フィールドワークみたいな感じですね、すごい。
では、続きお願いします。

僕が印象に残ってることは、去年の10月頃に行った断酒会です。僕も施設見学自体あまり行ったことが無かったので、初めてそういう経験ができて行動力が身についたなということと、断酒会以外の団体や施設のことも気になるな、と思いました。
半年ぐらい前まで緊急事態宣言とかが出てた影響で屋外的な活動ができなかったんですけど、やっと行けたことで達成感を得られたし、モチベーションも上がったなと感じていて。それが印象に残ったことかなと思います。

高木さん
高木さん
稲葉
稲葉

去年のその時期は色んなことが制限されてましたもんね。
やっと行けた断酒会ですが、どういう学びがあったとか、言っていい範囲で教えてもらってもいいですか?

そうですね。断酒会の方に「聞きっぱなし、話しっぱなし」と言われて、メモとかも取らずに本当にただ聞くってだけだったんですけど、当事者の方からのお話とかも実際に聞くのは初めてだったので衝撃だったというか、断酒会に入るまでにそういう背景があったんやなと、ただただ驚きでした。

高木さん
高木さん
稲葉
稲葉

初めての経験は本当に得るものが多いですもんね。かなり充実してたことが想像出来ます。
それでは、他の方、いいですか?

僕が入った頃は、調べ学習みたいなことをしてまして、グループごとに分かれて調べ物をしてたんですね。
内容としては授業で習ったことを深掘りするみたいな感じだったんですけど、授業受けてるだけでは分からなかったことを深くやってたら気づけたんで、そういう深掘りする楽しさみたいなことを感じることができました。

中井さん
中井さん

私も坂本君と同じで、保健所に行ったことです。
理由は、アポを取って施設にお伺いしてお話を聞かせていただくっていう機会があって、アポを取るのに、自分は電話するのがめちゃめちゃ苦手だったんですけど、その経験を通して実習の電話も結構楽にできたというのがあって、いい機会になったなーということが一番印象に残ってることです。

垣内さん
垣内さん
稲葉
稲葉

なるほど、アーモンドでの経験が実習準備の段階でも役に立ったということなんですね。凄い。

稲葉
稲葉

前半の質問とかぶる部分もあると思うんですけど、サークル結成の経緯について、田中さん、改めて教えてもらってもいいですか?

ボランティアの相談とかを辻井先生にしてた時に、せっかくやるんやったら同学年の子も誘って、みんなで一緒にやった方が頑張れると思う、って言ってくださって、それで知ってる友達とか先生とかの協力を得て、声掛けして人を集めたって感じです。

田中さん
田中さん
稲葉
稲葉

そういう経緯で実際にサークル作ろうと思ったんのも凄いし、その誘いに乗って入った来た人もすごいし…(笑)

(笑顔)結構真面目な個が多いイメージが、自分で言うんもアレですけど(笑)
やろうって言ったら頑張ってくれる子が集まってるかなーって思います。なんかでも勉強だけじゃなくって、せっかくのサークルなんやから、アイスブレイクでみんなでトランプしたりとか「はあって言うゲーム」とかをみんなでしたりもしてて(笑)。ワチャワチャって感じのこともしてます。

治村さん
治村さん
稲葉
稲葉

はあっていうゲーム、懐かしい(笑)
ニュアンスの違いとかを一緒に考えるのも面白いですよね。

稲葉
稲葉

皆さん色々と語ってくれてありがとうございます。
では最後に、これからやってみたいこととか頑張ってみたいこと、入って欲しい人とかについて、ざっくばらんにお話してもらえますか?

研究は勿論なんですけど、せっかくこんなけの人数がいるので、もっと楽しいこととかお外に出かけたりとか、なんか楽しいことをいっぱいしていきたいなって思ってます。
で、どんな人に来て欲しいかは、メンタルヘルスに興味ある人無い人関係なく、ご飯食べたいだけの人でもいいし、2週に1回だけとかでも私達は大歓迎なので、興味があったらぜひ連絡欲しいです。

治村さん
治村さん

ずっと言ってるお料理したいっていうのもあるし、なんか今やったら遊びとかしたいなーと思ってます。入って来て欲しい人は、なんやろう…とりあえず後輩ちゃんが来て欲しい(笑)

笹原さん
笹原さん

研究とかもそうなんですけど、何より、アーモンドの活動が途絶えること無く今後も続いていってくれたらいいなと思ってます。
あと、1つの居場所としてあり続けられたらなと思ってて、そのために頑張りたいです。

田中さん
田中さん

メンタルヘルスランチの研究が上手くいくように、引き続きがんばります。
福祉に関するボランティアもやろうとしているので、福祉学科の皆さんには、まずは見学からでいいので来てみて欲しいです。もちろん、他学部の学生も大歓迎です。

久松さん
久松さん

メンタルヘルスランチだけじゃなくて、他の活動とかも、もっと出来たらいいなと思ってるので、もうちょっと頑張っていきたいなと思ってます。

原さん
原さん

みんなも言ってることなんですけど、下が2人しかいてない状況なので、とにかく引き継ぎが出来るように人を増やすことと、引き継いだ時にまだメンタルヘルスランチの研究をしてるのであれば学生に対しての提供だけで終わるんじゃなくて、例えば一般の人を呼んでみたりとか商店街の一角を1日借りてイベントやってみたりとかできたらいいのかなと。そのために、この代だけでできなくても、何か提案を出したりとか企画書を作るとか、そういうのをやっていけたらいいなと思ってます。

坂口さん
坂口さん

後輩をもっと増やせたらアーモンドは続けていけると思うし、あと今後として、同期がこんだけもいてるんで、福祉の勉強とか就活とかもみんなで協力出来たらいいなと思ってます。

垣内さん
垣内さん

断酒会に行ってみたいです。
断酒会の他には、私自身がかなりネガティブでストレスをためやすい人間なので、様々なストレス発散方法を調べて、それを一つ一つ実践し、どれに効果があるのかという研究をやってみたいです。

西川さん
西川さん

やりたいこと、頑張りたいことなんですけど、今回やってるメンタルヘルスランチというのはメニューさえあれば誰でもできるというものなので、できることなら例えば、施設の方に協力していただいて施設の入所者・利用者の方に食べていただけたらいいかなということを考えてます。
入って欲しい人なんですけど、学部問わず誰でも入ってもらって、精神関係のことに少しでも興味を持ってもらえたらそれでいいと思います。

中井さん
中井さん

今せっかく同期の子が集まってるので、学生主体で活動するのは勿論なんですけど、「メンタルヘルス」と聞くとちょっとお堅いイメージがあると思うので、そのイメージを払拭するために、誰でも歓迎します!!っていうのを全学部全学年に伝えれるように頑張っていきたいなと思っています。

高木さん
高木さん

メンバーが精神とか社福とか取ろうと頑張ってる子が多くて、自分もその一人なので、分からんことがあったら聞けたりとか一緒に勉強頑張ったりとかで切磋琢磨していけたらいいなと考えてます。

坂本さん
坂本さん

今やってるメンタルヘルスランチの研究をもっと進めていきたいし、色んな楽しみな活動があるので引き続き頑張っていきたいです。入って欲しい人は、学部とか問わず興味があれば来て欲しいなと思います。

花田さん
花田さん

どの遊びが精神に良い影響を与えるかということを考えてみたいです。1人でやるのとみんなでやるのはどう違うか、遊びによってメンタルに与える影響はどう変わるのかとかを研究して、発表したいです。

白井さん
白井さん
稲葉
稲葉

皆さんありがとうございました。
本当に真面目な人が多いっていう印象なのでこれからも頑張って存続して欲しいし、ももなびとしても引き続き協力させてもらいたいです。福祉系のサークルってこともあってなかなかメンバー獲得とか難しい部分もあると思うんですけど、是非、めげずに、そしてこれだけの人数を獲得できたことを誇りに、自信を持って活動してください。ももなびとして協力できそうなことがあればいつでもお声掛けくださいね。
ありがとうございました!!

ありがとうございました!!

アーモンドの皆さん
アーモンドの皆さん

後書き

アーモンドさんのインタビュー、いかがだったでしょうか?
今までは代表者1人に話を聞くというスタイルを取ってきていましたが、メンバー全員からの話が聞けたからこそ、より深くその団体のことを知れたのではないかと思っています。機会があればこれからも挑戦したいですね。
ちなみに、顧問の辻井先生とはこちらの方です。
今回のインタビューでは、一学年100人しかいない社会福祉学科で、11人という人数を集められたことにも驚かされました。学内バイトでたまたま知り合ったとか部活・サークルで一緒だったとか、そういう偶然の繋がりがあればいいですが、そうで無ければ、なかなか知り合うことすら難しい…。そんな中で、ここまで人数を集められたことは本気ですごいことだと思いました。ただ、やはり縦の繋がりを得ることは難しく、学年を超えた関わりが少ないなということを再認識しました。
また、社会福祉士という国家資格を取るためには、3年次で施設に実習へ行く必要があります。しかし、現時点では1施設での実習のため、他の施設については実務経験や見学、ボランティアなどが難しいという現状があります。それをこのサークルで補うこともできるかもしれないと思いました。
アーモンドでは学部学科・学年を問わず、入ってくれる人を募集しているそうです。社会福祉(ソーシャルデザイン)学科以外の人でも、少しでもこの活動内容に興味があれば、まずは見学からされてみてはいかがでしょうか。こちらにサークル情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。見学予約や加入連絡を送ることもできます。

そして、ももなびでは引き続きインタビューに応じてくださる団体様や個人様を募集しています。インタビューを受けてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。いつでもお待ちしています。


<取材=稲葉 編集=稲葉、田中>

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