今回は、国家公務員一般職の内定を頂いた眞下さんに国家一般の内容や試験勉強についてお話をしていただきました。
国家公務員に憧れる方も多いのではないのでしょうか。一般企業への就職を目標にされている方やプレッシャーに弱い方にも必見の内容となっております。
是非是非、最後までご覧ください!!
眞下朱音
法学部法律学科4回生
官庁訪問含め、公務員試験を10件以上受験し、厚生労働省一般職(厚生行政)内定
国家公務員って?
西出:厚生労働省に内定を頂いたとのことですが、その中でもどういう職の内定を頂いたのでしょうか?
眞下さん(以降眞下):「厚生行政」っていう分野で、子育てだったり、医療関係、今やったらコロナとかとかもそうやし、あと年金とか、公衆衛生とか…そういう分野かな。「ゆりかごから墓場まで」って言われるんやけど、赤ちゃんが生まれた妊婦さんのころから支援して、最後、年金とか、障がい者の福祉とかあって、人の一生に携われる仕事かなっていう感じかな。
西出:厚生労働省とかそういう職業を目標に、目指されたのですか?
眞下:いや、正直違くて…。ほんとは、検察事務官になりたかったんやけど、官庁訪問っていう面接みたいなのがあるんだけど、それに落ちてしまって、8個ぐらい色んな官庁訪問して、厚生労働省に拾ってもらったって感じかな。
西出:では、公務員を意識し始めたきっかけとか時期とかってありますか?
眞下:「HERO」っていうドラマ分かるかな?キムタク(木村拓哉さん)が主演してる検察庁が舞台のドラマなんやけど、そこの検察事務官の姿に憧れて、高校生の時かな…、そのドラマの再放送かなんか見て、「検察事務官、めっちゃかっこいい!!」って思って、で調べたら「国家一般職」っていう仕事なんや、って知ってそこ一筋でやってきたかな。
国家公務員はいつから始めた?
西出:国家公務員試験の勉強っていつから始めたんですか?
眞下:この桃山の1回生から入れる公務員講座があるんやけど、1回生から始めて、講座にある確認テストの前とか長期休暇の時に2~3時間ぐらい自習してた。3回生の4月頃から難波にある公務員の予備校の方に通い始めたかな。だから、本格的に始めたのは、3回生かな。1回生からジワジワと始めて、3回生からガッって本格的にした。
西出:その公務員の講座とか、難波に通っていた時のスケジュールってどんな感じですか?
眞下さん:まだ3回生の時は、大学の講義が入っとったから、大学の講義がある時は、大学の講義が終わった後から行って、21時半まで講座受けてたりして6時間ぐらいべんきょうしてた。で、大学の講義が無い時や休日はもう朝から21時半まで10時間ぐらいは勉強してたかな。
西出:はぁあ…やっぱり、大変ですね…。
眞下:やっぱ、桃山やから…。「めっちゃ勉強せな」って、「1時間ぐらいはやろう」ってやってた。
試験勉強で苦しんだ時のストレス解消法は?
西出:忙しい中で、モチベーションを保つ方法とか、息抜きの方法とかありますか?
眞下:正直、めっちゃ下手くそで、どうしたらいいか分らんくて、結構大学のカウンセリングとか通うぐらい病んでたから、正直分からねんけど、YouTubeが好きやから、YouTubeとか見てたかな。あとは、予備校の先生とカウンセリングみたいなのもあって、そういうので話したりとか、あと合格者の人の話とか聞いたりとかしてたかな。
西出:大学のカウンセリングって、行って良かったですか?
眞下:私の中のストレス発散法で、「人と喋る」っていうのが自分の発散法やなって気づいて…、それで何かが解決するってことは正直無いんやけど、なんか一人暮らしで話す人があんまおらんくて(笑)だから、だから、誰かに聞いてほしいっていう意味で行ったから、そこでめっちゃ話して、めっちゃ泣いて…て感じだったかな。
試験勉強でつまづいた科目は?
西出:あんまり公務員の試験のことについて知らないのですが、試験科目で一番大変やった科目ってなんですか?
眞下:私、数学が苦手やから、数的処理っていう科目やねんけど、数学が大変やったかな。あとは、経済学とか今までやってこんかったから…。経済学も数学みたいな感じで、ほぼ計算で、だからめっちゃ大変やった。
西出:色んな式がいりますよね。
眞下:経済学とかテキスト始めて開いた時、知らん言葉ばっかで、もう…あぁあぁあ!ってなってた。
これから目指す受験生・就活生に向けて
西出:今後、後悔しないためにやっておくべきこととか、大学生活でやって良かったことは?
眞下さん:正直、勉強しかしてこんかったんやけど、ほんまになりたいんやったら、ちゃんと勉強すること、大学の単位とか残っとると後々大変やから1・2回生の時に取っとくってことも大事やし、あと公務員は面接対策も大事やから、対策とか時間を取るために、就活の時に話せるネタを作るためにも早めに行動すると、後々楽かなって思うかな。例えば、部活やサークルを経験したり、資格を取得したり、ノートテイカーとかパソコンテイカーとかの学内バイトや学外バイトをしたり…。
西出:逆にやっておいたら良かったことって何ですか?
眞下:「もっと遊びたかった」っていうのが正直あるかな(笑)。まあ、私は大学受験に失敗して、この大学に来とるから、「二度と失敗したくない!」っていう思いが強くて、遊ぶのも良かったんか、やっぱり勉強する方が良かったんか分らんけど、もうちょい遊べてたら良かったかなって思うかな。
西出:では、最後に、国家公務員を目指している方に一言お願いします。
眞下:勉強とか面接対策とかめっちゃ大変やと思うけど、後悔のないように色んな情報とかあふれとるとは思うんやけど、自分なりの勉強スタイルを見つけて、上手に息抜きしたり、遊んだりしながら、頑張ってほしいです。
<取材:西出 編集:田中>