【サークルインタビュー＃１】モモパト

私はも元々公務員（警察官）志望で、友達からのツテで「モモパトは警察官の方々とお話する機会があるんだよ」とか「公務員になるんやったら、ボランティアしておいた方が志望に沿った英気を得られるよ」ということを知ったことが一つと、 在学している間に面接のガクチカで「力を入れたことはなんですか？」って絶対聞かれるから、そういう時に言えるように経験を作っておきたいと思ってモモパトに入りました。

近くに泉ヶ丘小学校という小学校があって、その小学生達が下校する時間に合わせて、 私達が黄色い旗とオレンジ色のチョッキを着て横断誘導（信号機の無い横断歩道が凄くあるから、その場所での横断誘導を行う）やパトロールをすることが平日でメインの活動だった。 夏休みなどの長期休みでは、大阪府警・学校関係者・地域の方々が「防犯に関するイベントを開くのでモモパトさん手伝って！」みたいな感じで声をかけていただく機会があるので、そのお手伝いをするみたいな活動もあるかな。

東梅田駅に「サイバー防犯クラス」というスペースがあって、小学生に向けてサイバー防犯、ネットを使うに当たってどこを気をつければいいか、どういう問題があるか、というのをスライド形式で教える活動や、「防犯教室」という、小学校に出向いて1時間（45分）の時間を使わせてもらって、例えば、エレベーターの乗り方、遊びに行く時や登下校する時に気をつけることを対面で教える活動をした。凄く楽しい！

基本的に大阪府警さんから「こういうスライド・台本があるから使ってください」と言って提供してくださる場合が多いので、そこに私達が、どうやったら分かりやすいかを考えて書き加えたり、そのまま話し口調に変えて話したりしてる。

最初はもの凄く緊張したけど、今の小学生は結構そういうことに対して前向きに見てくれてるから凄く楽しかったし、一緒に私もリアクション出来るし、積極的な子や大人びてる子もいるから、「こういう時はどうしたらいいんですか？」みたいな質問が来たりとか。。 一番ビックリしたのが、ゲームアプリの課金について教えた時に、私が「小学生だから契約の取り消しをすることも出来る」と言ったら、「これは何で取り消し出来るんですか？」とか法律のことを聞いてきて、多分法学部の人じゃなかったら答えられへんやろうな、みたいなことを聞いてくるということがあって（笑） 結構子どもたちは侮れないから、私達はそういう所も楽しめる。凄く楽しい。興味持ってくれてるということが嬉しい。始めは緊張するけど、やっぱり。

実際にやるのは1時間だけだけど、それが3日あったりとか、日によって違ったりとかもするから、その中のどこかに入るみたいな感じかな。

社学の子が二人ぐらいいるかな。 でも、やっぱり法学部の方が多い。

Twitterとかでも結構宣伝してるし、何かしらのきっかけで入ってくれたんだと思う。 「誰しも公務員を目指している」というわけじゃなくて、純粋に子供が好きだからという子もいるし、ボランティア経験が就活に有利ということを知ってる子達が来ることもある。 だから、別に公務員試験を目指している人以外でも別の学部の人でも「来てくれたら嬉しいし、実際に先輩方もいらっしゃったかなと思う。

昔は全体で30～40人ぐらいやったけど、今は50人前後かな。

いや、全員じゃなくて、シフト制で講義や自分の都合に合わせて活動する。 バイトみたいな感じ。

大阪府警さんが主体で動かしてる「学生防犯チーム」があって、そことモモパトがコラボして、ランニングパトロール（ランパト）という活動をしてるんだけど、その活動が終わった後に、大阪府警さんの方々とお話出来て、その中で面接や就活で活かせそうな情報をお聞きできたりするから、警察の方と凄く距離が近くなることが強みだと思う。

いらっしゃらない日もあるけど、一緒に走ってくださることが多い。 生活安全課の方が一人か二人ぐらい来てくださる。

まず個人的には、コロナが一番大変だった。活動が出来ない・制限されてるから、どうしたらいいんや、みたいな。 だから、「こういう経験はなかなか出来んし、この状況下で自分がどこまで出来るのかを示す時やな」と思うしか無かった。 告知とかはちゃんとしたし、ももなびさんに何回か声かけてもらって宣伝出来たし。 あと、桃大は部活とサークルが区別されてるけど、「部活動、続けてもいいんですよ」という連絡がサークル代表者には来なかった。 だから自分から連絡して、「今、活動していいんですか？」みたいなことをこっちから積極的に聞かないといけなかった。 でも、そういう努力が実ってか、活動は割と早い時期から再開出来た。

昨年の3月頃に活動停止になって、その後で私が代表を引き継いで、10月頃には活動再開の目処が立ってた。 結構早い段階で関係各所に打ち合わせや連絡を電話してた。

10月か11月には再開してた。

めっちゃしてたし、代表・副代表みたいな役職別で何回もZoomで会議したし、コロナの感染不安で電車乗るのが怖いという子もいたから、個人的な面談もした。 個人個人の意見を聞きたかったから。

大阪府警では「モモパト」の存在を認知してくださっている方が一定数いらっしゃるけど、他府県ではご存じ無い方がほとんど。。 だから、「モモパトで活動してました」と言っても伝わらない。単に「ボランティアしてました」としか言えない。ただ、ボランティア活動の経験というのは、公務員の面接の中でアピールしやすいから、そこがメリットだと言えると思う。 あと、モモパトに入った人が他府県の面接に行って、「大阪府警でこのような活動をしてました」と言ったら、「じゃあ大阪府に行ったらいいんじゃないの？」と言われてしまうから、そこは注意が必要。